第7回アサガオ研究集会のご案内
アサガオ類を研究材料に用いている幅広い分野の研究者に最新の研究成果を発表いただくと同時に、アサガオの実験植物としての価値を高めていくこと、研究者の交流とコミュニティの拡大を目的として、2年に1回のペースで、アサガオ研究集会を開催しております。
本年はアサガオの栽培シーズンに合わせまして、九州大学箱崎キャンパスにおいて、第7回アサガオ研究集会を開催いたします。アサガオだけでなく、アサガオの属するヒルガオ科、主要な作物であるサツマイモ、近縁のナス科植物等の研究者の方との連携も進めていくことも目的としておりますので、他の植物材料を用いている方の参加を広く募集しております。また、今回は講演に加えまして、ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)で進められているアサガオの系統保存の様子もご覧になることができます。
すでにお申し込みいただいている方だけでなく、当日参加も受け付けておりますので、ぜひご参加いただけますよう、ご案内申し上げます。ただし、交流会に参加を希望される方は[email protected]まで事前にご連絡ください。
世話人 九州大学大学院理学研究院 生物科学部門 仁田坂英二
9月8日(土曜日)
13時〜 講演1日目
18時〜 交流会
9月9日(日曜日)
〜11時 アサガオの観察会
11時〜13時 講演2日目
■プログラム(PDFバージョンはこちら)
9月8日(土)
Session 1: 基盤技術・生理学(花成・サーカディアン):座長 森田裕将
13:00-13:15 仁田坂英二(九州大学大学院理学研究院) NBRP「アサガオ」について
13:15-13:30 ○勝山弘章1、伊東拓朗1、森山拳斗1、仁田坂英二2、星野敦3、飯田滋4、福岡浩之5、小野道之6、佐藤修正7、磯部祥子7、渡部信義1、久保山勉1(1茨城大学農学部、2九州大学大学院理学研究院、3基礎生物学研究所、4静岡県立大生活健康科学研究科・薬学研究科、5農研機構野菜茶業研究所、6筑波大学大学院生命環境科学研究科、7かずさDNA研) ESTのSSRとSNPを用いたアサガオ連鎖地図の経過報告と各種QTL検出の試み
13:30-14:00 ○山田瑞樹1、和田 楓1,a、古塩 綾1、金古堅太郎2、白矢武士2,b、星野 敦3、酒井達也1、三ツ井敏明1,2、加藤 朗1,4、竹能清俊1(1新潟大・院・自然科学、2新潟大・農、3基生研、4新潟大・理、a(現)新潟大・農、b(現)新潟県農総研) アサガオの貧栄養ストレス応答花成におけるサリチル酸の動態とPnFT2の花成誘導活性
14:00-14:30 竹能清俊(新潟大学理学部生物学科、新潟大学大学院自然科学研究科生命・食料科学専攻) アサガオのストレス応答花成
14:30-15:00 ○小野道之1、渡邊梢1、甲斐文子1、中村信雄2、米田芳秋3、小野公代1(1筑波大、2函館白百合学園中高、3元静岡大) アサガオの開花時刻変異
15:00-15:30 休憩
Session 2: アサガオの近縁種、形態形成:座長 和田楓
15:30-16:00 土屋 亨(三重大学・生命科学研究支援センター・植物機能ゲノミクス部門) サツマイモ野生種の自家不和合性における自他認識メカニズム
16:00-16:30 清水明美((独)農業生物資源研究所遺伝資源センター放射線育種場) その後のノアサガオ変異体
16:30-17:15 仁田坂英二(九州大学大学院理学研究院) アサガオの形態形成変異体
18:00〜 交流会
------------Session 3: 花色、基盤技術:座長 小野道之
11:00-11:45 ○小関良宏1、松葉由紀1,2、宮原平1、西崎雄三1、佐々木伸大1(1農工大、2ミシガン大) ゲノム多重化による花色多様化機構
11:45-12:15 森田 裕将(香川大学・農学部) アサガオ新規花色変異の同定に向けて
12:15-12:45 星野敦(基礎生物学研究所) アサガオにおけるゲノム情報と新規変異体の整備状況
■交通アクセス(参加の連絡をいただいた方には既に詳細な地図をお送りしております)
九州大学のホームページ
箱崎キャンパスマップ(要FLASH) 国際ホール(54番)、生物圃場(21番付近)
■宿泊
申し訳ありませんが、各自でご予約ください。JR箱崎駅、福岡市営地下鉄箱崎九大前または貝塚駅、西鉄電車貝塚駅から徒歩圏内ですので、ホテルの数が多い天神、博多駅エリアからも便利です。
会場から徒歩圏内には、以下の2つのホテルもあります。
ベッセルホテル福岡貝塚(http://www.vessel-hotel.jp/fukuoka/)
福岡リーセントホテル(http://www.recent-hotel.com/)